2023-01-01から1年間の記事一覧

20231231

2023年12月31日(日) 2023年最終日。 一年間、毎日日記を書き続けた。厳密に言うと書くことができなかった日も多々あり、何日か分をまとめて書くようなことも多かったけれど、とりあえず日々思うことを、思うがままにここに書く、という目標は果たすことがで…

20231224-20231230

2023年12月24日(日) 昼に蕎麦を食べ、近場で買い物をした。帰り道に車中で、桑田佳祐「白い恋人たち」を流して熱唱した。別に浮かれているわけではない。街の雰囲気に浮かされているだけだ、と、意味の無い言い訳を並べてみる。 クリスマスイブにどこで何を…

20231217-20231223

2023年12月17日(日) 昼に寿司を食べた。寿司はやっぱり美味いなあ、と、当たり前のことを思う。それから適当に買い物をして、帰りにスタバのメルティ・ホワイト・ピスタチオ・フラペチーノを飲んだ。「ピスタチオ・フラペチーノ」だけでは果たして駄目なのか…

20231210-20231216

2023年12月10日(日) 友人と所沢の古本市に行こうと約束していたが、咳が止まらず断念。体調を崩すと本を買いに行けないし、ろくに本も読めない。 結局映画を観るのも、本を読むのも、身体は動かさないとは言えそれ相応の体力が必要になる。僕らは別に身体や…

20231203-20231209

2023年12月3日(日) 朝起きて、37.0℃。もう熱が上がることはないだろう。とりあえず楽観しておく。 昨日コンビニで買っておいた冷凍の焼きおにぎりを食べる。冷凍食品は偉大だ。ご飯を炊かなくてもおにぎりが食べられるし、焼かなくても焼きおにぎりが食べら…

20231126-20231202

2023年11月26日(日) 朝起きて部屋の掃除をし、それから車に乗って埼玉まで行った。今日も一人で過ごすことが決まっていたから、何をしようか考えあぐねていたけれど、もう都心の人混みは御免だった。どこか人気の無い、静かな場所に行ってゆっくりと本が読み…

20231119-20231125

2023年11月19日(日) 何かを書く、ということは、一体どういうことなのだろうか。 uplink吉祥寺で、イ・チャンドン『ポエトリー アグネスの詩』を観た。終始静かに語られる映画で、観ている間はどうにも話が散漫で取り留めが無く、『オアシス』や『バーニング…

20231112-20231118

2023年11月12日(日) 買い物やら家事やらを終え、さあ、何か書くか、と思って机に向かうも、何も書く気が起きない。色々なことがあって、色々なことを思ったはずなのだが、いざ机に向かうと書き出しの一行が何一つ思い浮かばない。諦めてパソコンを閉じ、ソフ…

20231105-20231111

2023年11月5日(日) 何を書けば良いかわからない時に、「何を書けば良いかわからない」と書く勇気が必要だ。それができれば、やっと本当の意味で、日記を書くことができた、と言えるのだと思う。そうやって自己弁護することしかできないが、僕は本当に今、何…

20231029-20231104

2023年10月29日(日) 久々に会う友人と、大学時代を共に過ごしたキャンパスで落ち合った。 友人は少しだけ、前に会った時よりも大人びて見えた。気のせいだろうか。きっと彼にも、彼なりの苦労があるのだろう、と思って、なんとなく、僕にも僕なりの苦労があ…

20231022-20231028

2023年10月22日(日) 昨日の余韻のまま目が覚めた。 「余韻」という言葉を辞書で引くと、「鐘をついた時などの、あとに残る響き」とある。どうして鐘は後に響きが残るのだろうか、と、なぜか一度も考えたことがなかったことを考えてみると、なるほど、鐘は鐘…

20231015-20231021

2023年10月15日(日) 何もない日曜日。二度寝をして目覚めると、もう10時半を回っていた。急いで洗濯物を干し、昨日の日記を書いた。僕は今を生きながら、昨日のことを書いていた。こうして過去を振り返りながら生きていくしか術はないのか、と、なんとなく思…

20231008-20231014

2023年10月8日(日) 昼過ぎから出掛け、蕎麦屋に行った。今週は平日にも蕎麦を食べたから、週に二回、蕎麦を食べていることになるのだが、仕事の合間を縫って食べる蕎麦と、休日に食べる蕎麦は、僕にとってまるで違う。 味の違いは正直な所よくわからない。チ…

20231001-20231007

2023年10月1日(日) 昼過ぎから出掛け、美味い蕎麦を食べ、コーヒーを飲んだ。それから無印良品に行き、結局何も買わず、スーパーで食材を買い込んで家に帰り、拙い料理をした。それから本を読み、何か大切なことに気付いたような、何にも気付かなかったよう…

20230924-20230930

2023年9月24日(日) たっぷりと寝て目覚め、ラジオを聴きながら溜まった洗濯物を干した。ベランダで柔らかな日差しと涼やかな風を浴びながら、そうか、これで良いのだ、と思った。夢も希望も、自尊心も要らない。ただ健康に、日々の生活の一つ一つを愛おしく…

20230917-20230923

2023年9月17日(日) 青山にあるヨックモックミュージアムに行き、「ピカソのセラミックーモダンに触れる」展を見た。 ピカソの絵は面白い。それは、ピカソの絵がただ「新しさ」のためにのみ描かれていて、絵を見る自分が、その「新しさ」を自分の中に生成する…

20230910-20230916

2023年9月10日(日) 午前中に集中して本を読み、保坂和志『小説の自由』を読み終えた。 保坂和志は難しい、とは言っても言葉選びはものすごくわかりやすいのだが、その単純なわかりやすさと別の次元に立ち上がる何か、が保坂和志の面白さで、その面白さを掴む…

20230903-20230909

2023年9月3日(日) 欲しかった香水を買いに車で渋谷に行って、売り切れていたから日本橋まで足を伸ばし、最終的には無事に買うことができた。 何かが欲しい、どこかに行きたい、何かを食べたい、という欲求は、ただそれをすれば満たされる単純なことのように…

20230827-20230902

2023年8月27日(日) 仕事に行った。 休日出勤のたびに「日曜日なのに仕事か」と思うのだが、結局振休は取るからプラマイゼロだ。それでもいつも「日曜日なのに仕事か」と思う。僕は人混みが嫌いだし、できれば日曜日に休みよりも平日に休みの方が嬉しいのだが…

20230820-20230826

2023年8月20日(日) 朝から神奈川県立図書館に行った。フロイトの『夢判断』を読み、それから小説を書いた。今日はたくさん書き進めることができた。 毎日日記を書いていて良かった、と思うことが増えてきた。実際は仕事のせいにして、何日か分をまとめて書い…

20230813-20230819

2023年8月13日(日) 朝起きて、小説を書いた。 昼過ぎから出掛け、図書館に行って深沢七郎『楢山節考』を読んだ。こうした本に触れるたび、結局世の中に起きる問題は、歴史の円環に過ぎないのではないか、という気がしてくる。色々な試行錯誤を経て、何かを改…

20230806-20230812

2023年8月6日(日) 毎日毎日、色んな人の話を聞いたり、色んな人の本を読んだりしているが、聞けば聞くほど、読めば読むほど、自分が今何を考えているのか、何を求めているのかわからなくなっているような気がする。素晴らしいとされている人の、素晴らしいと…

20230730-20230805

2023年7月30日(日) 四連休三日目。僕は普通に連休が好きだが、それと同時に連休が怖い。連休に胸を膨らませれば膨らませるほど、連休が始まった瞬間に「もう始まってしまった」と思うし、今日のように真ん中を過ぎれば「真ん中を過ぎてしまった」と思うし、…

20230723-20230729

2023年7月23日(日) 車で渋谷に行って、ソール・ライター展をみた。ソール・ライターの写真がなぜ格好良いのか、僕には言葉でうまく説明ができないけれど、言葉でうまく説明できないからソール・ライターの写真は格好良いのだ、と思った。良い展示だった。 帰…

20230716-20230722

2023年7月16日(日) 昼から仕事をして、それから長い距離を車の助手席に乗って走り、深夜に家に帰った。帰った時には精神も体力も疲れ果てていた。何も考える気が起きず、この日記は次の日に書いている。 僕は3人以上の集まりで話をすることが苦手なのかもし…

20230709-20230715

2023年7月9日(日) 車で長い距離を走って、埼玉県まで行った。 立ち寄った眼鏡店でびっくりするぐらい素敵なサングラスに出会って、それはびっくりするぐらい高額な値段だったけれど、つい購入してしまった自分に自分でびっくりした。びっくりしたがっていた…

20230702-20230708

2023年7月2日(日) 朝起きて、洗濯をしてから暫く作曲をして、昼過ぎから出かけた。外は肌がじりじりと焼けるほどに暑かったけれど、朝から色々なことができたからか、暑さすらも少しだけ快く感じた。 インテリア用品店に行って、風で洗濯物が動かないように…

20230625-20230701

2023年6月25日(日) 初めて東京タワーをふもとから眺めた。すごく高いな、と思ったけれど、それと同時に、なんだか別にそんなに高くもないような気もした。東京タワーが高いのは当たり前のことで、だからこそそれよりも、東京タワーがそんなに高くない、と少…

20230618-20230624

2023年6月18日(日) 父の日だったので実家に帰った。 色々な話をした。色々な話をしていたらあっという間に4時間が過ぎて駐車場の予約時間が迫ってしまい、急いで帰路に着いた。話したいことが沢山ある、というわけではないけれど、話し始めると話すことが尽…

20230611-20230617

2023年6月11日(日) 近くのショッピングモールに出かけ、買い物をした。それから車で移動して、美味しいパスタを食べた。外は雨が降ったり、止んだりしていた。それでもずっと、僕の心は晴れ渡り続けていた。それはただそれだけで、すごく愛おしいことだった…