2018-10-01から1ヶ月間の記事一覧

淘汰されていくもの

あなたは何が好きですか? こうして何年も、のうのうと生きていると、自分が大切にしているものが無茶苦茶に破壊されている場面に遭遇することがある。それはものに限らない。風景、場所、ひと、優しさ、愛、あたたかさ、そういった類のすべてのものが。 そ…

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何でもないことが頭から離れず、何でもないにも関わらず何らかの意味を持った悪い出来事の兆候のように頭のどこかに居座っていることがある。どんな出来事も自分が非難されているように映る時は、大概自分が自分の生活に後ろめたさを感じていることが多い。…

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気狂いピエロを途中までみた。全然ちがうことを考えてた。 「文学的」な歌詞、というやつがどうにも無理になった。とりあえず難しい漢字を使っておけばいいと思っている人は漢字検定でも取ればいい。平易でわかりやすい言葉で、複雑でわかりにくいことを体現…

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「カメラを止めるな!」をやっと見た。評判通り面白かった。帰りの電車では堀江敏幸「曇天記」を読んだけれど、疲れていたからかあまり頭に入ってこなかった。本当は大好きなのだ。最寄駅からの歩きでは、最近聴いているラジオ「学問のススメ」の都甲幸治さ…

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今日はそこまで本を読まなかった。どちらかというと音楽をたくさん聴いた。ありふれた言葉がメロディーに乗った瞬間に輝き出す、あれが好きだったのに、いつの間にかそれが好きだったことを忘れてしまってたみたいだと気付いた。何かに気付く時は、こころが…

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今何か頑張っていても、それが成果につながるとは限らない。当たり前のことだ。それでも頑張れば何か素敵な未来につながるかもしれない。つながらないかもしれない。どっちに転んだとしても、その価値を判断するのは他人ではなくて自分だ。しかるべきその時…