20211228

ポーラ美術館で、「ロニ・ホーン:水の中にあなたを見るとき、あなたの中に水を感じる?」をみた。大きな水の写真の節々に膨大な注釈を施した作品を目にした時に僕が思ったことは、「考えることをやめてはいけない」という、ごく単純なことだった。ポジティブな言い方をすれば、「考えることさえやめなければ良い」ということだと思った。帰ってからロニ・ホーンのインタビュー記事を読むと、彼女は「孤独」について「井戸のようなもので、深く垂直に潜っていくことができる」と語っていた。僕は、まだ僕の中の「水」に触れることができるほど深く、僕を知らないと思った。


夜はSASUKE2021をテレビでみた。みんな声が大きかった。人生をかけて挑戦する彼らの気持ちが僕には全くわからなかったけれど、わからなかったからこそ、みんなやりたいことをやればいい、と思った。僕もやりたいことをやろう、と思った。